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POSITIVE ACTIVE CREATIVE


福知山地域密着型の学習空間LEARNING STATION 福知山ゼミグループの代表 岩城四知のブログ。学習塾塾長業の他にプロダクトデザインなども手がけるモノコトクリエイター
by zemiiwaki
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目を開かせる

成績が思うように上がらないという状況を

なかなか打開できない人に見受けられるのが

自分の゛わからないところを見過ごしてしまう”ということ

福知山ゼミではわからないところはどんどん質問できる体制をとています。

それは性格的におとなしく自分から質問できない子であれば

指導する側からマンツーマンで「ここまでの内容は理解できる?」などと問いかけもする。

ここで「よくわかりません」という子は伸びが早い

逆に「大丈夫です」という返事の時にこそ、実は黄色信号なことがあります。

『いや・・・この「大丈夫です」は黄色信号かもしれない』

と見破ることも指導のコツではありますが

このとき本人も自分が要点をしっかりとつかめていないことに気づいていない場合もあります。

テキストに大切だと書かれていることを

頭に入れずに感を頼りに問題に答えていくという不毛な作業に陥っている場合があります。

目を開かせる_c0140747_11294376.jpg
目を開かせる_c0140747_1132181.jpg














例えば上のようなページで新しい英文の構造を理解すること(ピンクの部分)が

最大の目的なのに

穴埋めの単語を書けて満足してしまう。

しっかりと理解している子は、なぜ答えがplayになるのかということが説明できるでしょうし

理解できていなければplaysと書いてしまうかもしれませんし

また、正しくplayと書いていても説明できません。

ここで「感に頼るのは不毛だ」ということを本人に気づかせなくてはなりません。

そしてひとつの方法としては

いま、進めているところの要点は何だったかを説明するように問いかけていきます。

そういったやりとりを繰り返すことで

「ある程度説明できなければ気持ちが悪い」という感覚が育っていき

新しい内容に当たる時の注意力が増していきます。

そうすると上のページの内容を初めて読んだとき

「先生、三人称ってなに?」

「単数って何?」

「主語がTom and Kenの場合playかplaysかどっちなん?」

という良い質問が出るようになっていきます。

ただ勉強時に限らず

普段の生活の中でも意識的に行動する習慣というものが大切な気がします。



昨日以上の今日
今日以上の明日へ

by zemiiwaki | 2011-12-14 11:52 | 塾あれこれ
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