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POSITIVE ACTIVE CREATIVE


福知山地域密着型の学習空間LEARNING STATION 福知山ゼミグループの代表 岩城四知のブログ。学習塾塾長業の他にプロダクトデザインなども手がけるモノコトクリエイター
by zemiiwaki
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負の数 四則混合時においての混乱

負の数の加減乗除の混合問題になって

混乱を起こす子をいままで、しばしば見てきた

今年もそういう状態の子がちらほら

特徴の一つとして混乱を起こす子は

目だけで計算をしているように思える

5-2×3などの式を見て

左から順にやろうとする

計算の順番がわかっていないなぁと言ってしまうのは簡単だが

2/3-2×3だと

ちゃんとかけ算からする

複雑化したとき

自分にとって簡単に見える数値から処理するケース

声での指導だけではなかなか治らない

僭越ながら指導としては

例えば

4×6-3×8 の計算

まず式を眺めさせて

「何算がある式か?」と尋ね答えさせる

『掛け算と引き算がある』答えられれば

四則混合計算の順序を確認

次に

「この式はどこで、きればいいと思う?」と問いかけ

分らなければお手本を見せる

4×6/-3×8 と斜線を入れる

こうして式を分解させるように練習していくと

苦手な箇所がだんだんと絞られていき

学習する生徒自身も自分の流されやすい癖のようなものを

実感することができるように思います。

さらに(かっこ)のついた

(-8)×12-(-1)なども

(-8)×12 / -(-1) と斜線を入れたのち

(-8)×12 / +1 として計算

次数混じりは

4-2・2・2-(-7)

4 / -2・2・2 / -(-7) と斜線を入れさせて

4 -2 +7 として計算

式を見て

何算が含まれているかなどの特徴を

自分の頭の中で思考してから

一つずつの操作を誠実に行わせる

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by zemiiwaki | 2008-04-18 21:58 | 学習法
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