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POSITIVE ACTIVE CREATIVE


福知山地域密着型の学習空間LEARNING STATION 福知山ゼミグループの代表 岩城四知のブログ。学習塾塾長業の他にプロダクトデザインなども手がけるモノコトクリエイター
by zemiiwaki
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ウチは古風か?

子どもは4歳にもなると口答えもいっぱしになってくる

親心としては

「あー、こんなに言い返せるようになったんだね~」と思う一方

親にそんな口の利き方をするのは少なくとも10年いや15年早いと思うこともある

そんなときには

『子どもが親に向かって偉そうな口をきくのは100年早いわっ!』とカミナリを落とすことも・・・

だからと言って親に逆らえないようになってもらってもつまらない

子育てとは一筋縄ではいかないものとつくづく感じる


教育コーチングのセミナーに参加した折に

「ノーム」という言葉を知った

ノームとは「決まり・規則を守る空気」というようなものらしかった

教育上、ノームが崩れてしまうと

学校でなら学級崩壊が起こってしまう

家庭内でよくノームは崩れるらしい

たとえば、ある日曜の朝

Aちゃんは今日、栗拾いに行くのを楽しみにしていた

母 「Aちゃん、11時までに宿題を終わらせないと栗拾いにへ連れて行きませんよ」
A 「う~ん、わかった」
しかし、Aちゃんは好きなテレビがやっていてなかなか宿題に取り掛かることが出来ない

ようやく11時5分前に急いで取り掛かる

11時10分

母 「まだ、終わってないの!もう準備しないと駄目じゃない!帰ったらちゃんとやるのよ!」

ピピーッ!

これがノームの崩れる構図

お母さんは11時までに宿題ができていなければ、Aちゃんを栗拾いに連れて行かないと宣告した。

しかし、Aちゃんはテレビに夢中になってしまい約束を守れなかった

子どもだからこういうことは当然起こりえる

問題なのは

大人が約束を守ることの重要性を曖昧にしているところ

子どもからすれば、

親の言うことを適当に聞いていても大丈夫という経験をさせてしまうことになる

もしも、栗拾いに連れて行くのが大事なら、こういう約束をしてはイケナイ

さらに宿題もやらせておきたかったのであれば

「Aちゃん、11時までに宿題が終わってたら栗拾いに行ったあとも思いっきり遊べるよ」

など別の切り口で迫っていくのが望ましい

とは言ってもなかなか難しいのが現実。。


先日、息子とやってはいけないことの約束をしていた

が、4歳の子ども・・・忘れてしまう

約束は約束

今日は息子にとってはツライ事態となってしまった・・・

親子共にいろいろ経験して成長していくのかもしれない

子どものしょげた様子をみるのは親にとってもツライものである

by zemiiwaki | 2008-10-18 23:43 | 教育
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